ご無沙汰いたしております、歯科衛生士の田中です。
梅雨入りしたにもかかわらず、晴天が続いていますね。
4月・・「上級救命」講習(8時間)修了しました。
5月・・「応急手当普及員」講習(24時間)修了、認定を受けました。
(応急手当普及員とは、職場や地域の方に応急手当を普及していくことの出来る指導員。「普通救命」の講習が行え修了証が発行できる)
6月・・「春季日本歯周病学会学術大会」に参加しました。
4・5月の講習会は、歯科従事者対象の講習ではなく消防庁が実施している一般市民対象の救命処置の講習会です。
最近、商業施設や駅構内でAEDを見かける事が多くなりました。
もちろん落合歯科医院にも設置しております。
私事ですが、救急の現場で適切な応急処置が出来るか?と言われると正直自信がありませんでした・・・。
と言う訳で、尊い命を救えるための救急処置の重要性を学ぶために今回参加しました。
119番通報を受けて救急車が到着するまで約8分(全国平均)要するそうです。
その際、救命処置の開始が遅れると命を助ける事は急速に困難になってきます。
救急車が到着するまでに一次救命(心肺蘇生、AEDによる除作動、気道異物除去など)を行えば、
一次救命をしない場合の2倍以上の人命が救えるというデーターがでているそうです。
実際、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を実施してみて・・・とても疲れました・・・。
これを救急車が到着するまで行うには、想像以上に体力が必要です・・・。
「疲れたから、(心臓マッサージ)止めました」というわけにはいきませんよね・・・。
私の教訓、空腹ではできません・・・ご飯をたくさん食べて、体力を温存しておかなければいけません!
しかし、いつ遭遇するかはわかりませんし、ひょっとして搬送される側になるかもしれません!!
なので定期的に救命の手引きを読み、そして自分自身でも心停止の予防に健康維持に努めていかなければいけない事を痛感しました。
6月の「春季日本歯周病学会学術大会」は歯科医師、歯科衛生士約3000人が参加した大きな大会でした。
歯科衛生士の教育講演では~歯周治療に歯科衛生士がどこまでかかわれるのか、これからの歯科衛生士のあり方~という事での話でした。
お口の中はもちろんの事、食生活の指導や歯ぎしりの予防策などにも目を向けていくべきであるという内容でした。
これから少しずつ実践していこうと思いました。
歯科医師のシンポジウムでは~歯周病を通してインプラント周囲炎をとらえる~という内容で、
歯周病学会でもインプラント治療は注目されている事が改めて痛感いたしました。
学生時代から随分時が過ぎ、今更筆記試験、実技試験なんて・・・と思っていましたが、
これからも自己研鑽に努めていきたいと思っております!!