2013年02月12日 (火)
ご無沙汰しております、歯科衛生士の田中です。
このたび、日本医療機器学会「第2種滅菌技士」認定試験に合格しました。
この制度は、医療施設に関連した滅菌供給の知識と実践に優れた技士を養成し、
人類の健康と福祉および医療の安全に貢献する、
「滅菌に関する正しい知識や技術を習得して医療の現場で活かす」事を目的としています。
この認定者は、病院の中央手術室や中央材料室などの滅菌供給に携わっている看護師や
病院職員の方が多く、あまり歯科業界では知られていないのですが、
2010年日本医療機器学会は「インプラント器材にはより高度な滅菌操作」を勧告しており、
2012年日本口腔インプラント学会の口腔インプラント治療指針にも「インプラント器材にはより高度な滅菌操作」と記されており、
いかにインプラント治療で使用する器具、器材はより高度かつ確実な滅菌操作が必須であることがお分かりいただけます。
滅菌供給は患者さまには見えないところではありますが、安心して治療を受けていただけるように、
よりよい滅菌供給方法を考え実践していきたいと思います。